知多四国霊場八十八ケ所めぐり

知多四国霊場八十八ケ所めぐりについて、どこよりも詳しくガイドするブログです。

開山所妙楽寺 亮山阿闍梨

知多四国開山所妙楽寺

昔も今も多くのお遍路さんを惹き付けて止まない知多四国霊場。79番札所妙楽寺の境内には、知多四国霊場を開創した亮山阿闍梨を祀る開山堂があります。開山所妙楽寺の本尊は大日如来。また境内には、阿闍梨像と修行大師像が安置されています。
如意寺 境内

知多四国76番如意寺

76番如意寺の御本尊地蔵菩薩は、「雨乞いの本尊」として、数々の霊験が残されています。雨の宝と書く山号の名通り、御本尊地蔵菩薩は雨乞いの本尊として、農民たちから篤い信仰を集めました。大地を潤す恵みの雨。数多くの逸話が伝えられています。
密厳寺 看板

知多四国74番密厳寺

74番密厳寺は、弘法大師の祈願所、十一面観世音菩薩の慈悲と、天神の知恵を授かることのできるお寺です。御本尊の十一面観世音菩薩は知多市の文化財に指定されています。薬師堂には十二支の守り本尊が祀られています。
誕生堂 本堂

知多四国75番誕生堂

知多四国75番誕生堂は、本四国霊場第75番札所の善通寺が、弘法大師誕生の地であることに由来するといわれています。誕生堂は高台にありますので、佐布里の町を一望できる景色は実に壮大で、時の経つのも忘れてしまいそうです。
正法院 弘法堂

知多四国73番正法院

73番正法院は一山の本坊。現在76番如意寺と75番誕生堂の管理もしているため、正坊院の納経所で3寺の御朱印を受けることになります。平成に入ってから、本堂の天井や襖に花鳥風月や龍や六地蔵などが描かれ、堂内の雰囲気が一新されました。
浄蓮寺 境内

知多四国77番浄蓮寺

77番浄蓮寺は、昭和17年に宗教団体法が施行され全国的に寺院の法人化がすすめられた際に浄蓮寺となったとのこと。また七十七歳の喜寿という語呂合わせから、七十七番には「長寿箸」「中風除箸」があります。
慈雲寺 本堂

知多四国72番慈雲寺

72番慈雲寺の御本尊は千手千眼観世音菩薩。観音堂は、岡田地区で最古の建造物となります。また「兼光の刀」「一色禅門悼文」などが寺宝として大切に保管されています。そして門前にある石柱には、草書の大家として有名な白水老師の大作が刻まれています。
大智院 めがね供養

知多四国71番大智院

知多四国71番大智院に大智院は、めがね弘法として親しまれるお寺です。樹齢1300年、八百比手植えの大きなくすのきが参拝者を迎えてくれます。その昔、盲目の老人が弘法さまに祈願したところ、眼が見えるようになりました。しかし、代わりに弘法さまの左目が傷ついてしまい、老人が残していっためがねをかけるようになったんだそうです。

知多四国70番地蔵寺

70番地蔵寺は、「大草のお地蔵さん」として古くから、地域の人々から親しまれてきました。御本尊は、弘法大師作と伝わる地蔵菩薩で、本堂裏には井戸から上がったという延命水掛地蔵尊が祀られています。別堂には、大日如来像や薬師如来像が安置されています。
宝蔵寺 本堂

知多四国68番宝蔵寺

68番寳藏寺の本尊は十一面観世音菩薩。火防札と雷除の霊場です。この火防大師を祀る人は、末代まで火難を免れるであろうと伝えられ信仰を集めます。また千本の手は、全ての人を救おうとする観音さまの大きな慈悲を表しています。本堂の前には赤子を抱いた優しい顔のお地蔵様がいらっしゃいます。