知多四国霊場八十八ケ所めぐり

知多四国霊場八十八ケ所めぐりについて、どこよりも詳しくガイドするブログです。

法山寺 源義朝像

知多四国55番法山寺

55番法山寺にある、ひっそりと静まりかえる源義朝が殺害された湯殿跡。今も大切にお守りされています。法山寺は、戦国武将の悲運を見続けてきた野間の里といっても良いでしょう。弘法堂には、弘法さまと並んで、源頼朝と義朝の位牌が祀られています。
瑞境寺 由来

知多四国56番瑞境寺

56番瑞境寺の本尊白衣観世音菩薩は、日本にある三体の内の一体と言われています。霊場参りが盛んに行われるようになった江戸時代。その当時の巡礼の人々を描いた絵がこのお寺に残されています。また東側には、瑞境寺内野間霊園があり、誰でも子安水子地蔵尊を奉安することができます。
密蔵院 かじとり

知多四国52番密蔵院

知多四国52番密蔵院は、大御堂寺十四坊の一つとして創建されました。御本尊の不動明王は鎌倉時代の作と伝えられており、盗難除御礼があります。またかじとり観音としてもよく知られ、家庭平和や勉学、悩み病む人の指針となります。
大御堂寺 源義朝 廟所

知多四国50番大御堂寺

50番大御堂寺のある野間は、源頼朝の父 義朝(よしとも)が非業の死を遂げた歴史の舞台です。平清盛との闘いに破れ、東北へ落ち延びる途中暗殺されてしまいました。そして大御堂寺にある源義朝の首を洗ったとされる血の池は、国家に一大事があると水が赤く染まると言い伝えられています。
吉祥寺 弘法堂

知多四国49番吉祥寺

49番吉祥寺本堂の入口に祀られた夢違観音さまは、悪い夢を良い夢に取り替えてくれるという観音様です。また、秘仏の毘沙門天は行基作とも伝えられ、目の特徴から細めの毘沙門さんと呼ばれています。
良参寺 鳥居

知多四国48番良参寺

千石船で栄えた、小野浦の地にお堂を構える48番札所良参寺。本堂には、聖観世音菩薩が祀られています。そして御助大師(おたすけ)と呼ばれる弘法さん。昭和から平成にかけて参拝した女性の眼が見えるようになるなど、多くのご利益が伝えられています。
永寿寺 弘法堂

知多四国28番永寿寺

28番永寿寺周辺は、かつては山深い地でした。戦乱の時代、この地に落ち延びた武士が、山を切り開いて造った集落だと伝えられています。永寿寺の庫裡玄関の軒下には、明治時代に実際に使用されていたケヤキ製消防ポンプが残されています。
禅林堂 景色

知多四国開山所禅林堂

知多四国開山所禅林堂は、知多四国霊場三開山の一人、岡戸半蔵行者が祀られています。大業を果たし、73歳でその生涯を終えた岡戸半蔵行者は、安らかな眠りについたこの場所で、参拝客を迎えています。
誓海寺 鐘楼

知多四国27番誓海寺

知多四国27番誓海寺の本堂には、御本尊釈迦牟尼仏が祀られています。また、弘法大師の作と伝えられる愛染明王は、縁結びにご利益があると若い女性を中心に、縁結びのご利益とアートな御朱印を求め多くの参拝客が訪れます。
弥勒寺 弘法堂

知多四国26番弥勒寺

知多四国26番弥勒寺では、穏やかな顔の御本尊弥勒菩薩が参拝客を迎えてくれます。天井には色鮮やかな花鳥図、が描かれていますが、画家でもあるお庫裡さんの作品だそうです。また廊下にも道元禅師の物語が色鮮やかに描かれています。