知多四国霊場八十八ケ所めぐり

知多四国霊場八十八ケ所めぐりについて、どこよりも詳しくガイドするブログです。

医徳院 門

知多四国39番医徳院

39番医徳院は、500年ほど前のある夜、海が光っているのを不思議に思った漁師が網を投げ入れてみると、仏像がかかりあげてみるとお薬師様でした。その近くのお寺であった当寺「神宮寺」へと引き渡されましたが、それ以降このお薬師様を御本尊として祀られ、名前も医徳院に改められたといわれています。

知多四国番外西方寺

番外札所西方寺は、篠島港を一望できる高台にあります。御本尊の阿弥陀如来は真綿の帽子を付けておられ、真綿は安産の御守としてかつて島の女性たちに授けられていました。今でも安産阿弥陀として篤い信仰を集めています。

知多四国38番正法禅寺

38番正法禅寺は、人質になっていた竹千代(徳川家康)を救い出し70日間世話をしたという逸話が残る歴史深いお寺です。本堂の天井には、ダイコン、カブ、四季折々の花、鳥などが描かれています。また、一枚板ではなく二枚板になっているのも必見です。

知多四国34番性慶院

34番性慶院には、本堂と並んで福寿稲荷大明神がお祀りされています。そして、御堂の前のお狐さんは、賭け事にご利益があるとされています。そのため、参拝客が削って持ち帰ってしまったため、狐の顔や体の一部が欠損しています・・・。
北室院 看板

知多四国33番北室院

33番北室院は、弘法大師ゆかりの明星井や上陸大師の納経所としても知られており、見どころ満載です!また、本堂では今も護摩法を修して法灯を伝えています。そして北室院では、今も明星井の水をお供え物に使っているそうです。
宝乗院 御朱印

知多四国32番宝乗院

32番宝乗院は、海上の安全を護る金毘羅大権現として親しまれており、旧暦十月十日の縁日には、地元の漁師たちが奉納の魚を手に集まってきます。また境内には、恵比須明神・大黒天が祀られる鞘堂、歯痛止めにご利益のある荒神が祀られています。
利生院 石像

知多四国31番利生院

31番利生院は、医王寺12坊の一つとして開かれました。本尊は、不動明王で、毎年1月28日の初不動は息災護摩供が行われます。寺宝の両界曼荼羅は、昭和9年の弘法大師1100年御遠忌に、奈良県にある室生寺より授けられたものです。
医王寺 石像

知多四国30番医王寺

30番医王寺の開創は725年。弘法大師の開山とされています。かつては12坊を構え、岩屋寺と並ぶ南知多きっての古刹でした。現在の地に移ったのは1212年。大寺院の中心として栄えましたが、兵火等により、次第に往時の面影はなくなっていきました。
報恩寺 大師

知多四国57番報恩寺

57番報恩寺の本尊は西方如来。薬師如来は上半身、一夜彫石観音は下半身、御礼をいただいて念ずると御守護くださるといいます。一夜彫観音は、かつてこの地に立ち寄った弘法大師が、一夜で彫ったものと伝えられています。