56番瑞境寺について
52番密蔵寺から56番瑞境寺までは約400メートル。
ほぼ直進するだけですので、大変分かりやすい道のりです。
では、知多四国56番瑞境寺について、具体的な情報を見ていきましょう。
知多四国五十六番祥雲山瑞境寺曹洞宗の基本情報
本尊 | 白衣観世音菩薩 |
---|---|
開山 | 蘭峰盛曇大和尚 |
御本尊真言 | おん しべいてい しべいてい はんだらばしに そわか |
御詠歌 | 慈悲の目に 憎しと思ふ ものはなし 咎あるものは 哀れまします |
住所 | 〒470-3235 愛知県知多郡美浜町野間松下85 |
電話番号 | 0569-87-0139 |
ホームページ | |
公共交通機関 | 名鉄野間駅から約1.2㎞ |
札所までのアクセス | 52番密蔵院から約0.4㎞/55番法山寺まで1.5約㎞ |
地図 |
瑞境寺のミニ由来
- 文禄元年(1592年)開創。
- 宝暦7年(1757)本堂建立。
- 天保4年(1833年)再中興。
- 平成7年弘法大師、薬師如来、十王などを祀る合祀堂再建。
由来を深掘りしてみた
瑞境寺が開創されたのが、文禄元年(1592年)。
1500年代後半は、長篠の戦や本能寺の変、小牧・長久手の戦い・・・等、まさに世は戦国でした。
やがて、豊臣秀吉が天下を統一し、キリスト教の布教を禁じたり、刀狩を命じたりしながら封建制度が確立されていったのですが、
さらに詳しく調べてみたところ、1592年は、秀吉が明を征服するため朝鮮に出兵した年でした(文禄の役)。
瑞境寺は、江戸に幕府がひらかれる約10年前ですので、まだ世の中が争いごとで混乱している中、開創されたんですね。
その後、関ヶ原の戦いで勝利を収めた家康によって、長きに渡って続いた戦国時代もようやく終わりを告げることになりました。
それでは、実際に瑞境寺を参拝させていただいたときの様子を、写真を交えながらご紹介させていただきましょう。
写真で見る瑞境寺
それほど広くはないですが、山門の右手前に駐車場があります。
歩き巡拝の場合は、こちらの坂を上っていきます。
山門をくぐって境内へと入っていきます。
本堂に祀られる白衣観世音菩薩は、日本にある三体の内の一体と伝えられ、脇待は不動明王と毘沙門天が配されています。
観音立像
山門を入ってすぐの右手には、昭和19年に建立された、常滑の彫刻家片岡静観作「戦没者の慰霊観音」が祀られています。
弘法大師、薬師如来、十王が併せ祀られている合祀堂(弘法堂)
56番瑞境寺から55番宝山寺のルート
瑞境寺を出て右に進みこちらの点滅信号を右折します。
看板がありますので右折すれば法山寺に到着です。
近くにある飲食店
【なみ平】
愛知県知多郡美浜町野間新町177-1
0569-87-1318
【灯台らーめん】
愛知県知多郡美浜町野間中町26
0569-87-0328
ホテル代やレンタカー、ツアー料金は現金でのお支払いですか?
同じ金額を支払うのであればクレジットカードのほうが、ポイントが付いたり特典も貰えるのでお得ですよ。
旅行におすすめのクレジットカードはこちら↓
→楽天プレミアムカード
最後に・・・
御本尊の白衣観世音菩薩は、お母さんのお腹の中で健やかに育っていくように、世の中のもの全てを包み込み、どんな願いも叶えてくれるといわれています。
以上【知多四国56番瑞境寺の由来・見どころ・回り方(白衣観世音菩薩など)】でした。