59番玉泉寺について
玉泉寺の本尊延命地蔵尊は、聖徳太子作とされ12年に一度、子年に御開帳される秘仏となっています。
高台には、知多半島の住職で唯一永平寺の住職を勤めた「盛田悟由禅師の誕生碑」があります。
では、知多四国59番玉泉寺について、具体的な情報を見ていきましょう。
知多四国第59番萬年山(まんねんざん)玉泉寺(ぎょくせんじ)曹洞宗の基本情報
本尊 | 延命地蔵尊(えんめいじぞうそん) |
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開山 | 仁国宗恕大和尚(にんこくそうじょだいおしょう) |
開基 | 陽元陰公和尚(ようげんいんこうおしょう) |
御本尊真言 | おん か か か びさんまえい そわか |
御詠歌 | 玉泉寺 湧き出る泉 地蔵尊 今も変わらぬ慈悲のいさおし |
住所 | 愛知県常滑市大谷浜條五番地 |
電話番号 | 0569-37-0159 |
ホームページ | |
公共交通機関 | バス大谷下車西へ0.2㎞ |
札所までのアクセス | 58番来応寺から0.2㎞/60番安楽寺まで1.7㎞ |
地図 |
玉泉寺のミニ由来
- 弘治2年(1556年)開創。
- 本尊延命地蔵尊は聖徳太子作とされる。
- 寺宝に水戸黄門が着用した香台掛がある。
由来を深掘りしてみた
玉泉寺は、寺宝に水戸黄門が着用したとされる「香台掛」があるということですが、
ところで、水戸黄門でお馴染みの徳川光圀公について、どれくらいご存じでしょうか?
私は正直テレビで放映されていた「水戸の黄門さま」というイメージ以外、何も知らなかったので、今回徳川光圀公について調べてみました。
よくご存じの方も復習のつもりでご覧いただければと思います。
徳川光圀は、水戸藩徳川頼房の三男としてこの世に生を受けました。
水戸黄門のモデルとしての徳川光圀公は、あまりにもよく知られた存在ですが、実際も保科正之、池田光政と共に名君と呼ばれた大名だったそうです。
また「大日本史」は、徳川光圀が編纂させたもので、後の史書作りや幕末の政治にも大きな影響を与えたものとしてよく知られています。
日本の歴史上、重要な役割を果たした水戸の黄門さまが着用した「香台掛」が、今も玉泉寺で大切に保管されていることが嬉しくないですか?
それでは、実際に玉泉寺を参拝させていただいたときの様子を、写真を交えながらご紹介させていただきましょう。
写真で見る玉泉寺
車は専用の駐車場に停めることができます。
駐車場から山門までは200M程歩きます。
こちらの立派な山門をくぐると
真正面に、聖徳太子作とされる延命地蔵尊が祀られている本堂が建っています
知多四国霊場には、聖徳太子を祀る寺院があります。例えば、織田信長の比叡山焼き討ちの際、現在の東海市出身で羽柴秀吉の足軽が救い出した「聖徳太子像」が、84番玄猷寺に今も大切に祀られています。どうぞご確認ください。
84番玄猷寺の桧で造られた真新しい本堂には、十一面観世音菩薩(秘仏)が祀られています。また、寺宝でもある幼少期の聖徳太子を表した「聖徳太子像」が、縁あってここ玄猷寺の弘法堂で大切に祀られています。
境内の高台にある森田悟由禅師誕生碑
常滑生まれで、大本山永平寺を中興した「六十四世森田悟由禅師」の誕生碑が境内高台に建っています。高台ですので中部国際空港セントレアも見えます♪
高台から望むことのできるセントレア
参拝を終え、御朱印もいただきましたので、次は60番安楽寺へ向かいます。
59番玉泉寺から60番安楽寺へのルート
玉泉寺から安楽寺までは2㎞弱の距離です。分かりやすい道順ですので、迷わず行けるのではないかと思います。
「南陵中学校南」の交差点を右折します。
常滑市消防署南派出所を通り越したところを左折します。看板も出ているので分かりやすいです。
カーブミラーが二つ設置してあるところを左折します。
何も目印がないですが、ここを右折すると
右手に安楽寺の駐車場が見えてきます。
近くにある飲食店
58番来応寺の目の前に「春華堂」という八百屋さんがあります。
ホテル代やレンタカー、ツアー料金は現金でのお支払いですか?
同じ金額を支払うのであればクレジットカードのほうが、ポイントが付いたり特典も貰えるのでお得ですよ。
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最後に・・・
ここ常滑市大谷出身で、大本山永平寺を中興した六十四世森田悟由禅師も生前、セントレア国際空港を望む世界になるとは、予想だにしなかったのではないでしょうか。。。
以上【知多四国59番玉泉寺の由来・見どころ・回り方(天気の良い日は境内高台からセントレアが望めます)】でした。