69番慈光寺について
順打ちに回ると、69番札所慈光寺が知多市内にある知多四国霊場最初の札所になります。
68番宝蔵寺からは、400mほどしか離れていませんので、あっという間に到着します。
まずは、その駐車場の大きさにビックリすること間違いありません。
では、知多四国69番慈光寺について、具体的な情報を見ていきましょう。
知多四国六十九番宝苑山(ほうおんざん)慈光寺臨済宗妙心寺派の基本情報
本尊 | 厄除聖観世音菩薩 |
---|---|
開山 | 円覚寺清源大和尚 |
開基 | 一色修理大夫満範 |
御本尊真言 | おん あろりきゃ そわか |
御詠歌 | 結びつる 露に縁ある 大草の 里や慈光に 照らされつあり |
住所 | 〒478-0035 愛知県知多市大草西屋敷3 |
電話番号 | 0569-42-1246 |
ホームページ | http://jikoji.biz/ |
公共交通機関 | 名鉄大野町駅から約0.6㎞ |
札所までのアクセス | 68番宝蔵寺から約0.4㎞/70番地蔵寺まで0.8約㎞ |
地図 |
慈光寺のミニ由来
- 応永元年(1394年)開創
- 本尊聖観世音菩薩は、創建時に仏師春日定朝に祈願し、42歳の厄年だった仏師が一刀三礼しながら作った像で、厄除観音として信仰される秘仏となっている。
- 大正7年弘法堂改築、昭和16年大規模な修理が行われた。
- 昭和38年本堂再建。
由来を深掘りしてみた
室町時代の建築技術は、大陸から伝わってきた「のこぎり」と「かんな」によって、飛躍的に発展したといわれています。
そして、新しい大工道具を用い、京都北山に建つ金閣寺を始め、豪華絢爛な建造物が次々と完成していきました。
慈光寺が開創されたのが応永元年(1394年)。
年代的に、大工道具によって技術が大きく発達する前になりますので、
由緒どおり本尊厄除聖観世音菩薩は、一刀三礼しながら丁寧に作られたものということになりますね。
それでは、実際に慈光寺を参拝させていただいたときの様子を、写真を交えながらご紹介させていただきましょう。
写真で見る慈光寺
駐車場はビックリするぐらい広いです。
その大きな駐車場の片隅に地蔵菩薩が祀られています。
山門をくぐり境内へと進みます。
山門をくぐってすぐ右側。写真に写っている二本の木は、開山の円覚寺清源大和尚と開墓の一色修理大夫満範の手によって植樹された椎の老木です。
それにしても、隅々まで整備が行き届いている美しい境内です。右側に建っているのが官材のヒノキを使って昭和38年に再建された本堂、左側が弘法堂です。
弘法堂には、御本尊観世音菩薩、子安観世音、弘法大師が祀られています
そして弘法堂の天井には、川合玉堂(ぎょくどう)の弟子、川合玉琴(ぎょくきん)による花鳥風月図が描かれています。
知多四国霊場の中には、慈光寺のように装飾が施されている寺院が数多くありますが、東海市にある85番清水寺ものその内の一つ。本堂の欄間には天女が舞っていますよ♪必見です!
85番清水寺の境内は決して広くはないですが、塀がないため常に開かれた印象を抱かせるお寺です。御本尊は聖観世音菩薩。町内には火難がなく、火伏の観音様として篤く信仰されています。
こちらは願い石
弘法堂前に据えられているのが『願い石』
石に空けられている細長い穴から大師像を覗きながら願い事をすると、その願いが成就するといわれています。
妻は一体何を願っているのだろう・・・!?
境内は他にも、弘法堂横に建っている赤い建物「金運豊川閣」や
天神像、秋葉様が祀られています。
納経所では、地蔵寺までの分かりやすいルートを教えていただきました。ありがとうございました。御朱印もいただきましたので、これから次の札所地蔵寺へ向かいます。
69番慈光寺から70番地蔵寺へのルート
慈光寺を出発後、こちらの突き当りを左折します。
矢印通り右折します。
看板がみえてきますので左折です。
左折後直進すると地蔵寺が見えてきます。
近くにある飲食店
【中華園】
〒479-0866 愛知県常滑市大野町1丁目14-1
0569-42-0831
【御食事処 ちた いちべ】
〒478-0035 愛知県知多市大草四方田88
0569-42-2228
ホテル代やレンタカー、ツアー料金は現金でのお支払いですか?
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最後に・・・
願い石の細い穴から僅かに見える弘法大師。ニッコリと笑っているようにお見受けしました。これで諸願成就も間違いなさそうです♪
以上【知多四国69番慈光寺の由来・見どころ・回り方(願い石など)】でした。