7番極楽寺について

極楽寺石碑庭

大府市にある6番常福寺から極楽寺のある東浦町までは4㎞弱、交通量の多い幹線道路を通ります。
時間帯によっては、渋滞に巻き込まれてしまうかもしれませんので、心と時間に余裕を持って、車の運転には十分気を付けたいところですね。
さて、東浦町とえば、ぶどうの名産地、そして徳川家康の生母「於大の方」の生まれた町としてもよく知られています。
これから寺院を訪問する道中で、それら東浦の魅力も十分楽しみたいところです^^
では、知多四国7番極楽寺について、具体的な情報を見ていきましょう。

知多四国第七番彼岸山極楽寺曹洞宗の基本情報

本尊 阿弥陀如来
開山 即法玄中大和尚
開基 外山代助
御本尊真言 おん あみりた ていせい から うん
御詠歌 極楽は いづこと人に 尋ねなば この森岡にも ありと教へよ
住所 〒470-2101 愛知県知多郡東浦町森岡岡田51
電話番号 0562-83-3520
ホームページ
公共交通機関 JR尾張森岡駅から0.5㎞
札所までのアクセス 6番常福寺から約3.6㎞/8番傳宗院まで約1㎞
地図

極楽寺のミニ由来

  1. 永保2年(1430年)、玉海通公大和尚により開創された。
  2. 安政3年(1856年)伽藍が落成。
  3. 平成2年庫裡が新築。
  4. 尾張と三河の境に位置するため、戦国時代には武士の『宿坊』として使われていたとされる。

由来を深掘りしてみた

極楽寺は、かつて武士の『宿坊』として使われていたとのこと。
確かに、R366を横断し境川、逢妻川を渡れば、そこはもう三河地方に属する刈谷市です。
極楽寺から2㎞ほど移動するだけで三河地方に入りますので、戦国武士にとっては有難い存在だったのかもしれません。
ところで、元々僧侶や参拝者が宿泊するための施設として利用されてきた「宿坊(しゅくぼう)」ですが、近年一般観光客に開放している寺院があることをご存じでしたか?
何百年という歴史ある建築物や庭園に囲まれた中で、その寺院の伝統料理や修行体験ができるということから、特に若い女性から人気があるそうです。
都会の喧騒から離れ、ある意味静かで贅沢なひとときを過ごせるということから、多くの支持を受けているのかもしれませんね。
それでは、実際に極楽寺を参拝させていただいたときの様子を、写真を交えながらご紹介させていただきます。

写真で見る極楽寺

台数は限られますが、極楽寺専用の駐車場が用意されています。
極楽寺 駐車場

東浦町の天然記念物に指定されている樹齢500年超のくすのき
極楽寺くすのき

これからいよいよ境内へと向かいます。
極楽寺山門

美しく整備された境内です。正面に建っているのは御本尊阿弥陀如来が祀られている本堂。
極楽寺境内

山門をくぐってすぐ左手に弘法大師尊像が鎮座していました。
極楽寺弘法大師尊像

薬師如来、秋葉権現、弘法大師が祀られている薬師堂
極楽寺 薬師堂

長寿息災を願う「お達者地蔵」
極楽寺御達者地蔵

心願成就を願う「抱き地蔵」
極楽寺抱き地蔵

極楽寺の見どころ(抱き地蔵)

抱き地蔵は、願い事を心に念じつつ、静かに目を閉じて抱き上げた際、軽く抱きかかえられたと思えたなら「願い事」が叶えられるとのこと。
そしてお地蔵様の真言は、たぐいまれな尊いお地蔵さまという意味の「おん かか かび さんまえい そわか」です。

納経所で御朱印をいただきましたので、次は8番札所傳宗院へ向かいます。
極楽寺 御朱印

7番極楽寺から8番傳宗院へのルート

極楽寺から傳宗院までは、1㎞程と近距離です。ただし、道幅の狭いところを走行しますので、運転には十分お気をつけください。

R50を半田方面に進み、右手に大型コインランドリーのある「宮戸橋」交差点を右折します
傳宗院ルート

右折後道なりに進むと、電柱に8番傳宗院の看板が貼られている所に出ますので左折してください。真っ直ぐ進めば左側に駐車場が見えてきます。
傳宗院ルート

近くにある飲食店

【台湾料理千客萬来 東浦店】
愛知県知多郡東浦町森岡前田55-1
0562-84-8318
【餃子の王将 東浦店】
愛知県知多郡東浦町森岡前田34-2
0562-85-7070
【リンガーハット 愛知東浦店】
愛知県知多郡東浦町森岡浜田67-7
0562-85-0222

あなたに最適な知多四国の回り方はどれ?

最後に・・・


極楽寺 ドキドキ上げた 抱き地蔵 意外に軽くて 思わず微笑む

静かに願い事を心に念じながら、抱き地蔵を上げたところ、思いの外軽くてホッとしました。

以上【知多四国7番極楽寺の由来・見どころ・回り方(抱き地蔵など)】でした。

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