9番明徳寺について
明徳寺の境内には、五葉松や相生松、蘇鉄など、名木が数多く植えられており、参拝客の目を楽しませてくれます。
また、本尊でもある阿弥陀如来像や十王像など、数多くに寺宝があることでも知られています。
では、知多四国9番明徳寺について、具体的な情報を見ていきましょう。
知多四国第九番浄土山明徳寺(みょうとくじ)浄土宗 の基本情報
本尊 | 阿弥陀如来 |
---|---|
開山 | 心誉秀山大和尚 |
開基 | 不詳 |
御本尊真言 | おん あみりた ていせい から うん |
御詠歌 | 石浜に 光れる月の 明徳寺 気高く仰ぐ 南無阿弥陀仏 |
住所 | 〒470-2103 愛知県知多郡東浦町石浜下庚申坊70 |
電話番号 | 0562-83-4071 |
ホームページ | |
公共交通機関 | JR石浜駅から約0.6㎞ |
札所までのアクセス | 8番傳宗院から約2.5㎞/10番観音寺まで約1.6㎞ |
地図 |
明徳寺のミニ由来
- 元中8年(1391年)法然上人の孫弟子が明徳堂を創建
- 文安4年(1447年)阿弥陀十王堂創建
- 文明元年(1469年)明徳堂と阿弥陀十王堂を合同して、明徳寺が開創された
- 明暦3年(1657年)水害で堂が流失
- 正徳元年(1711年)現在地に堂を建立
由来を深掘りしてみた
明徳寺が開創された文明元年(1469年)といえば、1467年から11年もの間続いた「応仁の乱」の真っ只中です。
幕府や領主による支配や、飢饉に苦しむ民衆による一揆が、各地で勃発し世の中が大変混乱していたという史実があります。
一方で、芸術性の高い東山文化が発展した時期です。
歴史ある明徳寺には、数多くの寺宝を有しているとされていますので、きっと東山文化を反映したものもあるのでは?と思わず期待してしまいます^^
それでは、実際に明徳寺を参拝させていただいたときの様子を、写真を交えながらご紹介させていただきます。
写真で見る明徳寺
大きな駐車場がありますのでどんな車でも大丈夫です。
山門をくぐって境内へと進んでいきます。
美しく整備された境内。本堂の両脇に植えられている立派なソテツが印象的です。
成願大師像
鎌倉時代の恵心僧都作とされる薬師如来像が祀られている本堂。また本堂右に安置されている秘仏歓喜天は、夫婦和合、金運にご利益があるとされています。
金運と言えば、半田市にある18番光照寺の境内には、清水次郎長が祀られています。勝負事にご利益があるかも!?
18番光照寺の地蔵堂に祀られている次郎長地蔵は、清水の次郎長が合戦の前に願をかけたというお地蔵さんで、勝負ごとにご利益があるといわれています。また観音堂の秘仏十一面観世音菩薩は、亀崎沖で漁師の網にかかっているところを引き上げられてという不思議な由緒のある仏様です。
弘法堂
前後の札所へのルート地図。凄く分かりやすくて、このお寺の参拝者に対する思いやりが溢れ出ていると感じました。
樹齢350年超の巨木の圧倒的存在感
境内で悠然と存在感を示す巨木は、まるで天を突くかのごとく自らを誇っているようでした。
9番明徳寺から10番観音寺へのルート
10番観音寺近くに分かりやすい看板がないので、始めて行くときは迷いやすいです。車の場合は、信号のない道路を反対車線に入る必要もありますので、慌てず慎重な運転を心がけるようにしましょう^^
明徳寺を出発し366号線を走りますが、この「東浦町体育館 町営グランド」の標識のある場所を右折してください。
右折後しばらくするとこの黄色い看板が左側に出てきます。分かりにくいので見落とさないよう、ゆっくりと走行したほうが良いです
左折後、この道を真っ直ぐ進むと左側に観音寺がでてきます
近くにある飲食店
【インドネパールレストラン ルンビ二カレーハウス】
愛知県知多郡東浦町中子新田52-1
0562-84-3348
【本格韓国料理 ヘウンデ】
愛知県知多郡東浦町石浜 八ッ針1-8
0562-87-0515
【ちゃんこ鍋 照国】
愛知県知多郡東浦町石浜川尻23-1
0562-84-6983
ホテル代やレンタカー、ツアー料金は現金でのお支払いですか?
同じ金額を支払うのであればクレジットカードのほうが、ポイントが付いたり特典も貰えるのでお得ですよ。
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最後に・・・
納経所付近に、次の札所までのルートを示した地図を掲示している札所は他にもありますが、文字が消えかかっていて判読できなかったり・・・といったこともあります。
そんな中、明徳寺の手作り地図は、丁寧に作り込まれていて凄く分かりやすいです。
以上【知多四国9番明徳寺の由来・見どころ・回り方(手作り地図など)】でした。