4番延命寺について

延命寺 境内

延命寺は、どっしりと構えた文殊楼門(もんじゅろうもん)を通って境内へと入っていきます。
文殊楼門は、大府市の文化財にも指定されていますが、初めて見る人は、誰もがその迫力に驚くことでしょう。
荘厳で歴史の重みをひしひしと感じるその姿は、必見の価値ありです!
では、知多四国4番延命寺について、具体的な情報を見ていきましょう。

知多四国第四番宝龍山延命寺天台宗 の基本情報

本尊 延命地蔵菩薩(えんめいじぞうぼさつ)
開山 盛祐上人
開基 不詳
御本尊真言 おん か か か びさんまいえ そわか
御詠歌 心して 詣れ其の名も 延命寺 地蔵のご利益 疑ひもなし
住所 〒474-0023 愛知県大府市大東町1丁目279
電話番号 0562-46-0544
ホームページ https://www.h-enmeiji.com/
公共交通機関 JR大府駅より0.8㎞
札所へのアクセス 3番札所普門寺より約2.0㎞/6番札所常福寺まで約3.1㎞
地図

延命寺のミニ由来

  1. 鎌倉時代の創建当時、延命寺は七堂伽藍を備えていたが、応仁の乱の頃に焼失した。
  2. 天文2年(1533年)後奈良天皇から賓龍山の勅額を下賜された。
  3. 天正11年(1583年)横根城主から田畑の寄進を受けた。
  4. 絵画や彫刻など様々な寺宝がある。
  5. 文殊楼門は江戸時代に建築され、昭和62年に改修された。
  6. 読経するのに一か月かかる「紙本墨書大般若経(しほんぼくしょだいはんにゃしんきょう)」六百巻を、僅か一日で転読する「大般若転読祈祷会」が毎年1月15日に行われている。

由来を深掘りしてみた

延命寺が再興の道を辿っていた1500年代は、

  • イエズス会の発足(1534年)
  • カルビンの宗教改革(1541年)
  • ポルトガル人が種子島に来て鉄砲を伝えた(1543年)
  • ザビエルが鹿児島に来てキリスト教を伝えた(1549年)

と、キリスト教や鉄砲が日本に伝来し始めた頃です。
また、キリスト教や鉄砲だけでなく、油絵や銅版画・・・等、南蛮文化が急速に日本に浸透した展期とも重なります。
延命寺には、絵画や彫刻など多くの寺宝が伝えられていますが、中には南蛮文化の影響を受けた作品もあるのかもしれませんね。
それでは、実際に延命寺を参拝させていただいたときの様子を、写真を交えながらご紹介させていただきます。

写真で見る延命寺

こちらが大府市指定文化財の『文殊楼門』です。
延命寺文殊楼門

客殿改修記念鬼瓦
延命寺客殿改修記念鬼瓦

文殊楼門修復記念鬼瓦です
文殊楼門修復記念鬼瓦

延命寺の見どころ(記念鬼瓦)

大府市指定文化財『文殊楼門』をくぐってすぐの右手側に、客殿改修記念鬼瓦と文殊楼門修復記念鬼瓦が並んでいますが、間近で見ると迫力満点です。

文殊楼門をくぐって真正面に建っている建物は客殿です。客殿で祀られている阿弥陀如来は、平安時代の作。かつては、名古屋城三の丸御本尊として祀られていたといいます。
延命寺 客殿

本堂の御本尊は延命地蔵菩薩です。向かって左側には弘法大師、右には薬師如来が祀られています。
延命寺本堂 本堂

それにしても、美しく整備された境内です。
延命寺 境内

よしで葺かれた屋根の庫裡。普段の生活の中で、お目にかかることのないこの風景にしばらく立ちつくしてしまいました。
延命寺 庫裡

納経所で御朱印をいただいた際、かわいらしい手作りの手芸品を戴きました。どれにしようか少し迷ってしまうほど魅力的です。ありがとうございました!
延命寺お接待手芸品

参拝を終え御朱印もいただきましたので、次は6番札所常福寺へ向かいます。

4番延命寺から6番常福寺への行き方

延命寺から常福寺までは約3㎞。R155は大変混みますので、慌てず余裕を持った運転を心がけましょう。

延命寺を出発後、155号線東海方面(あいち健康の森方面)へ進みます
常福寺 ルート

こちらのYURAKUというパチンコ屋さんのある交差点「大府森岡」を左折します
常福寺 ルート

こちらの「健康の森公園口」を右折後、700m程走ると右手に常福寺の看板が見えてきます
常福寺 ルート

近くにある飲食店

【えびすや 大府店】
愛知県大府市大東町1丁目608
0562-44-3355
【燕京飯店】
愛知県大府市大東町1丁目724
0562-48-8585
【グリーンプラザおおぶ 知多の旬菜農場】
愛知県大府市中央町7丁目300-3
0562-47-1896

あなたに最適な知多四国の回り方はどれ?

最後に・・・


延命寺 コンプリしたい お接待 心のこもった 手芸品

お接待でいただける手作りの手芸品。色々な種類がありましたので、コンプリートを目指し何度でも足を運びたくなりました。

以上【知多四国4番延命寺の由来・見どころ・回り方(手作り手芸品など)】でした。

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