66番中之坊寺について

中之坊寺 本堂

中之坊寺は、国指定文化財を始め、数多くの寺宝が大切に保管されています。
また黒弘法は、悪病除けや虫封じに霊験があるといわれ、人々から篤い信仰を集めています。
では、知多四国66番中之坊寺について、具体的な情報を見ていきましょう。

知多四国六十六番八景山中之坊寺真言智山派の基本情報

本尊 十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)
開山 秀雅法印
開基 聖徳太子
御本尊真言 おん まか きゃろにきゃ そわか
御詠歌 法の道 守る心の 中之坊 堅き石瀬や 金山の里
住所 〒479-0003 愛知県常滑市金山屋敷25
電話番号 0569-42-2139
ホームページ
公共交通機関 名鉄大野町駅から約2㎞
札所までのアクセス 65番相持院から約5.3㎞/67番三光院まで約1.4㎞
地図

中之坊寺のミニ由来

  1. 天文年間(1532年~55年)開創。
  2. 明治30年再興
  3. 本尊十一面観世音菩薩は春日定朝作。
  4. 国指定文化財の「絹本著色仏涅槃図(けんぽんちゃくしょくほとけねはんず)」がある。

由来を深掘りしてみた

中之坊寺が開創された1500年代といえば、戦国時代の真っ只中ですので、日本各地で戦乱が巻き起こった時代です。
いつ起こるかもしれない戦、高い年貢、一揆などが、この時代を表すキーワードといっても良いでしょう。
不安にかられる日々から、必然的に心の拠り所となるものを人々が求め始めた結果、ここ中之坊寺が開創されたのかもしれませんね。
それでは、実際に中之坊寺を参拝させていただいたときの様子を、写真を交えながらご紹介させていただきましょう。

写真で見る中之坊寺

石柱を超えるとすぐ境内です。
中之坊寺

左手に水屋があり、そのすぐ奥に
中之坊寺

駐車場があります。
中之坊寺

本堂には、春日定朝作とされる十一面観世音菩薩が祀られています。また、国指定文化財の「絹本著色仏涅槃図(けんぽんちゃくしょくほとけねはんず)」が、寺宝として大切に保管されています。
中之坊寺

中之坊寺の「絹本著色仏涅槃図」と同様、半田市にある21番札所常楽寺の本堂にも、国の重要文化財に指定されている「木像阿弥陀如来立像」が祀られています。

本堂前にある写真の「タラヨウの木」は、葉の裏を引っ掻くと文字が書けるため、『ハガキノキ』と呼ばれることもあるとのこと。ハガキの語源は、タラヨウの木にあるという説もあるそうです。
中之坊寺

中之坊寺の見どころ(タラヨウの木)

タラヨウの木は 「ハガキノキ」の他にも、弘法大師がタラヨウの木の葉の特徴を使って勉強をしたことから『学問の木』と称されており、そのため学校や寺社に植栽されることが多いようです。

悪病除けや、子どもの虫封じに霊験があるとして「黒弘法」が今も篤い信仰を集めています。
中之坊寺

納経所に御朱印を貰うため伺ったところ不在でしたので、
中之坊寺

納経料100円を納め、御朱印を押させていただきました。次は、67番札所三光院へと向かいます。
中之坊寺

66番中之坊寺から67番三光院へのルート

中之坊寺を出発し、こちらの「晩台」の交差点を左折します。
三光院 ルート

晩台を左折後、しばらく走るとこの道に続きますが、高架を上がらず矢印方向に進みます。
三光院へのルート

最初の道を左折します。
三光院へのルート

ここを左折すると
三光院へのルート

右側にすぐ駐車場が見えてきます。
三光院へのルート

近くにある飲食店

【グラティネ】
〒479-0003 愛知県常滑市金山堀田103-2
0569-43-4031
【やっぱりステーキ 常滑店】
〒479-0862 愛知県常滑市小倉町4丁目178
0569-43-0580
【カフェ・ベレクー】
〒479-0862 愛知県常滑市小倉町4丁目189
0569-89-8875

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最後に・・・


常滑の 中之坊寺の 宝物 いつか見たいな 国文化財

中之坊寺には、国指定文化財「絹本著色仏涅槃図を始め、両界曼荼羅、十六善神図、愛染明王図など、数多くの寺宝があります。参拝した日はご住職が不在でしたが、いつの日かタイミングが合ったときには、目にしたいものです。

以上【知多四国66番中之坊寺の由来・見どころ・回り方(国指定文化財など)】でした。

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