19番光照院について

光照院

光照院は、今からおよそ400年前に創建されたお寺で、御本尊に阿弥陀如来が祀られています。
春になると、鈴なりの花を付ける八重桜が、弘法堂を華やかに彩ります^^
では、知多四国19番光照院について、具体的な情報を見ていきましょう。

知多四国第十九番前明山(ぜんみょうざん)光照院(こうしょういん)西山浄土宗の基本情報

本尊 阿弥陀如来
開山 空念専慶(くうねんせんけい)
開基 不詳
御本尊真言 おん あみりた ていせい から うん
御詠歌 大慈悲の 光りを照らす 地蔵尊 救い給へよ 此の世后の世
住所 〒475-0878 愛知県半田市東本町2丁目16
電話番号 0569-21-0696
ホームページ
公共交通機関 JR半田駅から約0.3㎞
名鉄知多半田駅から約0.7㎞
札所までのアクセス 18番光照寺から約1.9㎞/20番龍台院まで約0.7㎞
地図

光照院のミニ由来

  • 慶長10年(1605年)開山。
  • 延宝6年(1678年)観音堂建立。
  • 観音堂には、聖徳太子作とも海で漁師の網にかかったとも言われる秘仏「聖観世音菩薩」が祀られている。
  • 弘化3年(1846年)本堂再建。
  • 明治40年弘法堂建立。
  • 平成23年秋には客殿、庫裏、境内を整備。

由来を深掘りしてみた

光照院が開山され、観音堂が建立された1600年代の文化は、華やかな桃山文化の影響が色濃く残ったものでした。
また文化の担い手は、公家と結びついた豪商や武士が中心となっており、簡素で洗練されたものが多く輩出されたのもこの時代の特徴です。
光照院の境内等は、平成に入ってから整備されたものですが、
桃山文化を彷彿させる程美しく、洗練されたものとなおり、思わずその場で立ちすくんでしまいました^^
それでは、実際に光照院を参拝させていただいたときの様子を、写真を交えながらご紹介させていただきましょう。

写真で見る光照院

駐車場は、大型車であっても問題なく停められます。
光照院 駐車場

山門をくぐって境内へと向かいます。
光照院 山門

山門から本堂まで綺麗な石畳が続いていました。
光照院 本堂

山門をくぐって左手にある水屋。その後ろに少し見えているのが千躰地蔵尊堂です。
光照院 千体地蔵堂

こちらが千躰地蔵尊。小さくてかわいらしいお地蔵さんが祀られていました。
光照院 千躰地蔵

本堂向かって左手にある弘法堂
光照院 弘法堂

こちらは弘法堂の前に祀られている抱き大師。抱き上げられるかどうかで、願の成就を願い占うもので、縁を結ばれるよう抱き上げて触れ下てさいとのことです。
光照院 抱き地蔵

光照院の境内は、このような綺麗な芝生が一面広がっていたのが印象的です。境内に立っているだけで、全身でマイナスイオンを浴びているのを感じました。
光照院 納経所

名古屋にある87番長寿寺も光照院と同様、美しい境内です。是非ご覧ください。

本堂前にある佛足跡
光照院 佛足跡

光照院の見どころ( 佛足跡)

本堂前にある大きな佛足跡は、前の住職がインドにあるお釈迦様の足跡を写して作ったものだそうです。仏の身体に備わっているとされる特徴「三十二相」にのっとり、土踏まずがない「偏平足」になっています。
見ているだけでも、その有難みがひしひしと伝わってくるようです。

19番光照院から20番龍台院へのルート

光照院を出発し、最初の止まれを右折します。
龍台院へのルート

本町七丁目の交差点を左折します。
龍台院へのルート

線路を越えた後、こちらの交差点を右折すると
龍台院へのルート

右手に龍台院の駐車場がみえてきます。
龍台院へのルート

近くにある飲食店

【海鮮・和食 徳良】
愛知県半田市東天王町1丁目29-1
0569-22-7876
【浜潮】
愛知県半田市天王町2丁目27-8
0569-21-3408

知多四国のおすすめ本

このブログを作りにあたって、たくさんの知多四国に関する本を参考にさせていただきました。その中でも特におすすめの書籍等を厳選し、ご紹介させていただきます。
知多四国のおすすめ本

最後に・・・


光照院 見どころたくさん あったけど 緑の芝生も 大きな魅力

山門をくぐってまず最初に思ったのが、境内の芝生が実に美しいということ。光照院は、本堂前にある「仏足石」の他にも、大願成就の「千躰地蔵」や結縁成就の「抱き大師」など、みどころ満載の寺院ですが、実は一番印象に残っているのは境内一面に張られていた芝生だったりします。
しばらくは、緑の芝生のあまりの気持ちよさに、何も考えずただその場にしばらく立ちすくんでいました・・・。

以上【知多四国19番光照院の由来・見どころ・回り方(美しい緑の芝生)】でした。

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